富士通
パソコンなどハードウェアからソフトウェアまで、幅広い分野で事業を展開している富士通。法人向けサーバー製品の製造販売も行っています。ここでは、富士通の特徴やサーバーのリプレース事例、EOSLなどについてまとめています。
富士通の特徴
ハードウェアとソフトウェアを手がける
富士通は、1935年(※1)に創業したITベンダーです。通信機器メーカーとして誕生して以来、ハードウェア・ソフトウェア両方を手がけており、IT分野で多彩なソリューションを提供しています。
日本を代表するITベンダーで、ITサービスの売上高は国内1位(※2)を誇ります。一方、海外でも上位を占めるなど、世界的にも大きなITベンダーの一つです。
2023年6月3日時点。
2023年6月3日時点。(注)連結ベース、グループ外企業向け、暦年ベースのIDC 定義に基づく推定値
出所: IDC Japan, 2022年7月「国内ITサービス市場シェア、2021年:COVID-19感染拡大の影響からの回復が進む」(IDC #JPJ47876122)
法人向けサーバー製品「PRIMERGY」を展開
富士通では、法人向けサーバーとしてPRIMERGYシリーズを展開しています。IntelまたはAMD社製のCPUを搭載しており、1WAY〜4WAYまで多彩なラインナップを取り揃えています。
中でもバリエーションが多いのはラックサーバーで、システム構築や仮想化・クラウド化など、さまざまなビジネスニーズに対応しています。このほか、タワーサーバーやマルチノードサーバも提供しています。
OSはWindowsやLINUXをサポート。VMwareも対応しており、運用に合わせた選択が可能です。
ライフサイクルに応じたサービスを提供
サーバー向けのサポートサービスも充実しています。サーバーの取り付けや設定、ソフトウェアのインストールはもちろん、搬入や工事にもワンストップで対応。導入後のメンテナンスや、古いサーバーの撤去・リサイクルも実施しています。
また、自社の指定工場でハードウェアの実装や、ソフトウェアのインストール、動作確認などを実施するITインフラデリバリーサービスも提供しています。
富士通のリプレース事例
電子カルテの使い勝手向上を実現
PRIMERGYシリーズにリプレースした事例です。滋賀県にあるきづきクリニックは、開院当時から富士通の電子カルテシステムを導入していました。しかし、従来のサーバーではデータの書き込み・読み込みに時間がかかり、患者さんの待ち時間に対応できないなどの問題が発生。解決のために、同社製のPRIMERGYサーバーへとリプレースしました。
その結果、処理速度がアップして事務処理効率の向上を実現しました。画像データのスムーズな活用が可能になり、起動の遅さによるストレスもなくなったそうです。
2023年6月3日時点。
富士通のEOSL(保守期間)
富士通のEOSLは、製品の技術規定に基づいて定めています。サーバーの標準保守期間は5年で、グローバルスタンダードに合わせています。一方、保守中止日は対象商品の最終出荷から5年+数ヶ月を基準としています。保守中止日以降は、保守部品の提供がなくなるため注意が必要です。
2023年6月3日時点。
富士通の製品
- RXシリーズ
- GXシリーズ
- TXシリーズ
- CXシリーズ
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