Dell EMC
個人・法人向けPCや、モニターなど周辺機器の製造・販売を手がけているDELL。多彩なビジネスニーズに対応した、PowerEdgeというサーバー製品を展開しています。ここでは、DELLの特徴やサーバーリプレース事例、EOSLなどの情報をまとめています。
DELLの特徴
x86系サーバーでハイクラスのシェア
DELLは、アメリカに拠点を置く多国籍テクノロジー企業です。PCやサーバーなど多種多様な製品を手がけており、中でもx86系サーバーは日本国内でも多くのシェアを誇ります。2022年には、x86系サーバー市場において、前年に続き出荷台数・出荷金額ともに国内1位を記録。x86系サーバーのソリューションに強みがあり、豊富なノウハウと実績を有しています。
多彩なニーズに対応した「PowerEdge」
DELLでは、法人向けに拡張性の高いサーバー製品「PowerEdge」を提供しています。ラックサーバーとタワーサーバーの2種類を展開しており、それぞれ複数のラインナップがあります。幅広いニーズへの対応が可能で、仮想化やコンテナ化などをサポートしています。セキュリティを重視しており、ハードウェアの整合性検証やデータストレージの暗号化を始め、さまざまな機能が盛り込まれています。
また、PowerEdgeはエネルギー効率を意識した設計になっています。2013年以降、技術の進歩によってエネルギー強度を83%削減し、旧世代と比べて29%のエネルギー効率向上を実現。スロットリングがなくても95°F/35°Cで動作するなど、エネルギー・熱処理効率を重視しているのが特徴です。
DELLのリプレース事例
在宅勤務も可能なシンクライアント環境を実現
老朽化したサーバーをリプレースした事例です。総合教育事業を手がけるECCは、ハードウェアの老朽化による運用負荷の増加と、シンクライアント端末の調達が課題になっていました。また、コロナ禍の影響でリモートへの対応を迫られるなど、インフラ構築も問題になっていたようです。
その後システム更改に伴ってメーカーを探し、DELLのPowerEdgeとPowerVaultを導入。運用負荷の軽減と業務のリモート化を実現したほか、パフォーマンスが向上し、起動やアプリケーション操作の高速化を達成しています。
DELLのEOSL(保守期間)
DELLのEOSLは、製品によって期間が異なります。サーバー製品の場合、PowerEdgeは購入から7年間のサポートを提供している一方、PowerSwitchは5年間としています。また、ストレージ製品も同様で、機種により5〜7年間と幅があります。また、一部のネットワーク製品は限定保証(LLW・ELW)があり、一定期間製品の修理や交換、ファームウェアを提供しています。
DELLの製品
- R6615
- R7615
- R660
- R760
- T150
- T350
- T550
- T650
サーバーリプレースにお困りの方へ
当メディアは、サーバーリプレースをはじめとするITインフラの整備に悩める企業担当者に向けて、基礎知識からプロジェクトの進め方まで役立つ情報をまとめています。
トップページでは、コスト削減やセキュリティ改善、システム刷新などリプレースにまつわる目的別手段の解説や、それが得意なおすすめの会社もご紹介していますので、是非お役立てください。
ベンダー担当者より役に立つ!?
サーバーリプレースお助けガイド