HPE(Hewlett Packard Enterprise)
デスクトップやノートパソコンなど端末のほか、周辺機器も手がけているHPE。タワー型やブレードサーバーなど、法人向けサーバー製品も製造しています。ここでは、HPEの特徴や製品情報のほか、サーバーリプレース事例、EOSLなどの情報をまとめています。
HPEの特徴
PCから周辺機器まで手がけるメーカー
HPEは1939年(※1)にアメリカのカリフォルニア州で創業したメーカーです。創業当時はオーディオ発振器を手がけていましたが、現在はパソコンなどの端末からプリンターやモニター、複合機など、コンピューター機器を中心に展開しています。
歴史の古いメーカーで、1963年にアジア市場初となる拠点を日本に開設しています。日本国内のPC市場では高いシェアを誇り、2022年には出荷台数で国内2位・シェア16.3%(※2)を記録しています。
2023年6月4日時点。
2023年6月4日時点。
多彩な法人向けサーバーを展開
HPEは法人向けに多種多様なサーバー製品を展開しています。スモールビジネス〜大規模ビジネスまで対応可能なタワー型・ラックマウント型のほか、要件定義が厳しい環境向けに設計された高密度サーバーも提供。仮想化環境の構築に適したブレードサーバーなど、クラウドコンピューティング向けのサーバー製品も取り扱っています。
また、ストレージやサプライなどのオプションも提供しており、ビジネスのニーズや要件に合わせたカスタマイズを可能にしています。
HPEのリプレース事例
教育系仮想サーバーの基盤を刷新
京都府のサーバーリプレース事例です。京都府では、情報通信基盤「京都デジタル疏水ネットワーク」を構築していましたが、ディスク容量の不足の頻発が課題となっていました。この課題を解決するために、信頼できるサーバー製品を採用し、ディスク容量の効率化によるコスト抑制を模索。その後HPE ProLiantやHPE Nimble Storageを採用し、ディスク容量の効率化に成功したほか、サーバーとストレージの遠隔監視・運用を実現しています。
2023年6月4日時点。
複数の物理サーバーを1台に集約
複数のサーバーを置き換え、1台に集約した事例です。企業向けに業務支援サービスを提供するジェットは、自社で10台の物理サーバーを運用していました。しかし、Windows Server 2008のサポート終了を機に、システム環境の見直しに着手したそうです。
そして見直しを進めた結果、HPE ProLiantを採用し、新たに仮想サーバーを構築。業務系サーバーやファイルサーバー5台の集約に成功しました。同社では、サーバーを集約することによる保守コストの抑制や運用効率化を目指しています。
2023年6月4日時点。
HPEのEOSL(保守期間)
HPEのEOSLは製品によって異なりますが、期間を延長したい場合はポストワランティサービス(PWS)が利用できます。PWSは、ハードウェア製品保証期間やサポートの契約終了時に期間を延長できるサービスです。サポートを長く受けたい時は検討してみましょう。
2023年6月4日時点。
HPEの製品
- HPE ProLiant
- HPE Edgeline
- HPE Apollo
- HPE Moonshot
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