IBM
ハードウェアの製造からクラウドサービスまで、IT事業を幅広く手がけているIBM。「Power」サーバーを中心としたソリューションを展開しています。ここでは、IBMの特徴やサーバーリプレース事例、EOSLに関する情報などをまとめています。
IBMの特徴
長い歴史を持つIT企業
IBMは、アメリカのニューヨーク州に本社を置く総合IT企業です。歴史の長い企業で、日本では1937年に設立された日本ワットソン統計会計機械が母体となっています。戦後に日本アイ・ビー・エムと社名を変更し、以来ワークステーションやパソコン、サーバーなど、多彩な製品を展開しています。
2023年6月1日時点。
多彩なラインナップを揃えた「Power」サーバー
IBMでは、法人向けのサーバー製品「Power」サーバーを提供しています。Powerサーバーは、多様なニーズに合わせて対応できる拡張性と汎用性の高さが特徴。Powerプロセッサを搭載しており、エントリーからハイエンドまで、幅広くラインナップしています。ラック型のほか、従量課金制サーバーや仮想サーバーも取り揃えており、ビジネススケールや必要な要件に合わせて選ぶことができます。
Powerサーバーは、厳しい負荷にも耐えるパフォーマンスを備えています。例えば、99.999%以上の可用性を実現しているほか、セキュリティ問題によって計画外で停止した場合でも、平均3.3分で済んでいます。また、エンドユーザー向けアプリケーションのパフォーマンスが20%向上させたケースもあります。
2023年6月1日時点。
IBMのリプレース事例
パフォーマンスが75%向上
IBMのPower9からPower10へとリプレースした事例です。ドイツのエンジニアリング企業のBoschは、ビジネスにおけるサステナビリティの向上に取り組んでいました。同社ではIBMのPower9を利用していましたが、デジタル機能を業務で活用するため、よりパフォーマンスのよいPower10へ移行を決断したそうです。
その結果、Power9と比べてパフォーマンスが75%向上した一方、エネルギー消費量の20%削減に成功しました。Power9とPower10で同じ作業量を比較した場合、1フレームあたりの電力消費量が8kWから6kWへと減少したそうです。
2023年6月1日時点。
IBMのEOSL(保守期間)
IBMの各種ハードウェア製品には、EOSLが定められています。EOSLが過ぎるとテクニカルサポートが受けられなくなるため、EOSLも考慮してリプレースする必要があります。ただし、EOSLの期間は製品によって異なるため、導入前にしっかり調べることをおすすめします。
IBMの製品
- Power Sシリーズ
- Power Eシリーズ
- Power Systems Virtual Server
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